懐かしい学生時代

昨日は、大学時代に在籍していたある同好会の集まりがありました。
同好会の名は、漢方同好会。
友人たちの殆どが、新薬(西洋薬)の勉強をしている間、
私は、漢方薬のあの強烈なにおいに囲まれ、
これまた強烈な個性をお持ちの先生に師事するという
風変りな学生時代を送っていたのです。

私の薬嫌いは、この教授の元で学生時代の殆どを過ごしたから・・・
と言っても過言ではありません。
薬学部の教授なのに、徹底した新薬嫌い。
18歳やそこらのうら若き乙女(30数年前の私のことだよ〜)が
洗脳されるのは、いとも簡単です。

大学卒業後もその教授のご指導のもと
有志が集まり1年に一度勉強会と懇親会を開いてきたのでした。
ところが卒後30年、先生も80歳を超えられそろそろ体力的に限界。
今年でその集まりもお開きにすることとなりました。

今年で最後と言う事もあり、例年より多い30人余りの参加者が
九州、東京からも集まり学生時代の思い出話に花が咲きました。
参加者のほとんどが、病院、薬局或いは製薬会社で今も現役。
私たちの時代は、キャリアウーマンという言葉がよく使われ始めた頃で、
昨日はまさにその先駆者が一堂に会したという感じでしたね。
しかも皆さん、其々の経験と年輪を素敵に重ねられてしなやかで自然体。

結婚以来、家庭に入ってしまった私にとっては、まさにキラキラ
輝くまぶしいばかりの刺激を頂いた、楽しい一日でした。


例の先生、自分の腰椎狭窄症を漢方薬で治すんだ〜、
て仰ってたけど? 大丈夫かなぁ??