御礼状と後片付け

茶事が終わり、足腰がまだぎくしゃくしている状態ですが
昨日ようやく師匠への御礼状を書きあげ、投函しました。
この礼状書き、私が最も苦手とする作業ではありますが
巻紙で出すのが一応のお約束。
慣れた方ならサラサラ〜と書けるのでしょうが
私なんぞは、下書きをしてまずは普通の和紙と筆ペンで練習して
それから本番。何とも時間のかかる作業です。

いつもの事ですが書いているうちにだんだん感情移入して来ます。
お茶事中、しくじって師匠からお小言を頂いたことや
お客様から頂戴した温かいお言葉を思い出したりして
ウルウルしながら鼻をすすりながら(笑)書くので
ほぼ、半日がかりです。


最近、茶道人口が減っていると言われます。
その原因の一つには、お茶をきっちりしようとすると
表からは見えないところで膨大な時間を要するという点が
あるのかも知れません。
流れの早い、忙しい現代人の生活だからこそ
ゆっくりと手間暇かけて、物事を成すということが
大切なのだと〜と自分には言い聞かせていますが
なかなか、大変です。まだまだ修業が足りませんね〜。


さあ、これから師匠宅で道具類の後片付けです。
もうひと踏ん張り、頑張って来ま〜す。