術後半年

今日でちょうど術後半年を迎えました。
毎月の節目にいつも思うのは、過ぎゆく時の速さです。


12月5日、寒さが本格的になる少し前に入院。
ぬくぬくの入院生活からいきなり奈良の自宅の極寒生活に移ったのが
暮れも押し迫った30日。
その後、本当に薄紙をはがすように少しづつ身体が動かしやすくなって
お陰様で今では、普通の方々と変わりのない生活を送ることが
出来るようになりました。


今日は、増原クリニックで術後6カ月検診を受けて来ました。
まずは、リハビリ室でM先生に近況報告をしながらの筋力測定。
私にとって、M先生とのこの時間が検診時の楽しみでもあります。


筋力は、充分ついているそうで、あとは左右の足の太さを揃える=筋量を
増やすことに照準をあてて、今の調子で筋トレを進めて行けばよいでしょう、
との事でした。
今日は、M先生から、すこ〜し怖いお話を伺いました。
術後7〜8年も経った方が、最近脱臼されたとか。
術後6カ月を過ぎると脱臼の危険性は、さらに低くなるとは
聞いていますがゼロではありません。
調子が良いと、ついつい脱臼に対する注意もおろそかになりがちですが
人工を入れている限り、常に「脱臼」の2文字は頭の片隅に
留めておかなくてはいけませんね。


和式トイレの事は、このブログをご覧頂いていたようでM先生から
「無事、クリアできましね〜」とお祝いの言葉を頂きました・笑。
「和式トイレ時の内旋が心配〜」とブログに書きましたが
「内旋はあまり心配しなくても大丈夫でしょう〜」との事で
それよりもやはり、「立ちあがる時、前に深く屈みこむ事がないように
気を付けて下さい。」と仰っていました。
お茶で正座の状態から立つ時にもその危険性があるので、
私の場合は、常に要注意です。


人工股関節にしたお陰で色々な動作が楽に出来るようになり私の生活の質は
ぐ〜っと向上しましたが、それと引き換えに、幾つかの制約も生まれました。
これらの事にうまく折り合いをつけて、
安全な生活が送れるよう工夫して行きたいと思っています。


1時間余りのリハビリ検診のあとは、レントゲン撮影、増原先生の診察と続きます。
今回のレントゲン所見も「大変良好」との事で一安心。
増原先生も何故か、私の近況をご存知のようでした。
「あっちこっちへ、よう元気に動いておられるようやね〜」と。
先生がこのブログを読んで下さる時間があるとは、とても考えられないので多分、
看護師さんやPTの先生からの情報なのでしょう。


清算を済ませて、帰ろうとしているとちょうど、師長さんが1階へ
下りて来られて、しばし雑談。
血圧が高い夫のことなどもよく覚えて下さっていて、加減を尋ねて下さいました。
そう言えば、入院中は私の血圧測定のついでに夫もよく計ってもらっていたっけ。。。
このブログにも今まで、何度も書きましたが本当にこのクリニックの
看護師さんは、皆さん温かい方ばかり。
今でも、検診で看護師さんのお顔を見るとホッとします。



次回の定期検診は9月(レントゲンと増原先生の診察)。
リハビリ検診は12月の予定で院内でのリハビリ検診はそれが最後となります。
リハビリが最後になるなんて、寂しい〜と思っていたら
嬉しいお知らせがありました。
そのことについては、またいつか日を改めて書きたいと思います。




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