教養がものを言う！？
今日も、奈良は うだるような暑さでした。
お茶の稽古日だったので、着物で出かけましたが
顔からは、常に玉の汗が噴き出るほどで まさに修業の一日。
今日は、足がしんどいというより、暑さのための疲労感が
ど〜っと出ています。
こんなんで、今年の夏が越せるのかしら〜とちょっと 不安にも
なった一日でした。
今日の稽古は、花月。
花月というのは、数人で小さな札を回し取って、役を決めて
お茶を点てたり 飲んだりするいわば、ゲームのようなものです。
(勿論、ちゃんと修練の目的はありますが。）
今日、私が稽古したのは、その中の唱和の式。
５人、それぞれが順番に花を入れ、香を聞き、濃茶を頂き、次に
薄茶を３服。
そして、最後に短歌を短冊にしたため、皆さんの前で謳います。
短歌は、自分が入れた花をお題に １首。
短歌や書道などに全く素養のない私は、タダでさえ暑くて、
汗タラタラなうえに 冷や汗が入り混じり 大変な思いをしました。
姉弟子たちは、皆さん 心に染み入るような短歌を
達筆でさらさら〜としたためて、イラッシャル。
小学生みたいな、幼稚な まるっこい字を書いているのは
私だけでした(泣）
今日は、我が師匠 私にだけ聞こえる小さな声で
「お習字 習うか〜？？」と仰ったのでした。 くすん。
