注意はしていても・・・
どんなに気を付けていても 防げない事故というのはあるものですね。
一昨日、 奈良から 蓼科に遊びに来ていた友人が
一緒に登っていた山で転倒し負傷。
幸い 大事には至らず・・・と言っても 歯が３本欠け 肩と胸と足に打ち身アリですが。。。
若い頃は北アルプスの山々を登り尽くしたという 大ベテランの友人にとっても
雨後の 苔むして滑りやすい北八ヶ岳は要注意で かなり慎重に歩いていました。
それでも転んでしまったという事が 精神的にとてもショックな様子。
私はというと 前を歩く彼女が 突然頭からバッタリと倒れ込んだ時は
一瞬、何が起こったか理解出来ず 頭の中が ？？？な状態。
倒れたまましばらく動けなかった彼女を なんとか抱き起こし
私も その場にへたり込んでしまいました。
口からの出血をタオルで抑え 手足の擦り傷は水で洗い流し応急処置。
精神的ショックでヨタヨタしつつも 何とか歩けそうな友人を励まし
自分のザックと友人のザック 二人分を担ぎ 最寄りの山小屋まで
歩き通せたのは まさに火事場の馬鹿チカラ。
幸いな事に 山小屋の裏手に細い林道があり 小屋のスタッフが
車を手配して下さいました。
足に大きな怪我がなく山小屋まで歩けた事、山小屋から輸送手段があった事 など
不幸中の幸いが重なったお陰で 無事に下山できたのは
本当にラッキーだったと思います。
このところ、八ヶ岳の山々にも少し慣れて 私の心にも
隙があったのでは・・・・と反省中。
転倒して 人工股関節が脱臼でもしたら エライことになります。
初心に帰り 気を引き締めて 山に臨まなくては！ と思い直す出来事でした。
