入院記録 補足その1

昨年10月に始めたブログですが、人工股関節置換術の
入院記録を書き始めた頃から、思いのほかたくさんの方々に
ご覧頂くようになりました。
ありがとうございます。


私が手術を決めるまで色んな方々のブログを読んで
随分助けられたように、私もこれから人工股関節置換手術を
受けようとお考えの皆さんに少しでもお役にたてるような
情報を・・・と思い日々更新しています。
今、入院中のことを振り返って言葉が足りなかったところや
補足しておきたい点が幾つかありますので
思いつくまま記事に残しておこうと思います。
ただ、術前の状態が人それぞれ違うように、術後の経過も其々全く
違うと思いますので、その点ご了承の上、ご参考にして頂ければ
幸いです。


ここ2〜3年、人工股関節置換術ではMIS術が大きな話題を
呼んでいます。
手術までに1年〜1年半待ちという患者さんが殺到している
病院の殆どがMIS手術を看板にされているようです。
ただ、その一方でMIS術には否定的な見解をお持ちの
整形外科医も少なからずいらっしゃるようです。
私のような全くの素人がどちらが良い、悪いなんてこと
は勿論言える立場ではありませんが私の場合は変形が
進んでいたこともあり、たとえMIS術を行っている病院でも
その適応にはならなかったと思われます。
私の傷跡は約20センチ近くありますが、クリスマス会の時に
見せ合いっこしたお仲間の中には、傷跡がかなり
短い方もいらっしゃいました。
私は、当初からMIS術には惹かれるものがなかったので
増原先生にはその辺りの見解をお尋ねしたことはありません。
情報不足で申し訳ありません。


手術時間ですが増原先生の場合、標準で50分〜1時間位です。
ただ、この手術時間にも個人差があり、以前にも書きましたが
私の場合は、1時間30分位かかりました。


このクリニックでの手術時の出血は少なくほとんどの場合
輸血は必要ないそうです。
手術後すぐ手術部からの出血をドレーンで
特殊パックに集めるのですが、それを再び体内に輸血して戻してくれますので
貧血もかなりの割合で手術後すぐに改善されると聞きました。
毎週の採血で貧血の改善が見られない場合は、内服薬が投与されます。


今日は、一日家でゆっくりしていました。
今日から娘も出勤。久しぶりにお弁当を作りました。
ボチボチ、母親業再開です。



 追記
   MIS(Minimally Invasive Surgery)とは、皮膚の傷、筋肉や靭帯が
  最小限のダメージで行える手術のことです。
 

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